最後の時間の始まり



『君こそ、幸せに!』


辺りに響くその声は、私の大好きなもの。


ありがとう。
最後まで。
こんな幸せな気持ちにしてくれて。


本当に、大好きだったよ。



今でもまだ、好き。
簡単に消せるような想いじゃない。

でもね。

不思議と今、すごくすっきりした気持ち。


言えて良かった。