「バッキャロー!!」
親父の怒りの鉄拳が、ニャン山村のテンプルにジャストヒットした

「殴ったね…親父にも殴られたことないのに!!」

ニャン山村の悲痛な叫びが辺りに響く…
「こんない家…いや、こんな星出てってやらぁ!!」

ニャン山村はサブリミナル星を飛び出した

「あんな星、二度と戻らねぇ…さて、これからどうしようかな
俺高校でてねぇしなぁ…仕事もしてねぇし
今考えたら、家出してる場合じゃねぇな……てゆーかなんで親父と喧嘩したのかすら忘れたぜ」

ニャン山村はこれからのことを考えてるうちに段々へこんできた…そして、そうこう悩んでるあいだに
地球に着いていた

「なんだここは?サブリミナル星以外にも、生命体のいる星があったとは」

とりあえず地球を一通り観光してみると、なぜか懐かしい感じがした。
そして数時間後、寂れた高校にたどり着いた

「なんと!この星にも高校があったのか!!」

ニャン山村は中卒なので、高校に強い憧れを抱いていた

「不動高校か、…入ってみようかな…」

しかし、ニャン山村に気づいたガードマンが、こっちに向かってきて
「宇宙人は立ち入り禁止!!」

ガードマンのきつい言葉が
ニャン山村のハト胸に重くのしかかる