私の名前は「矢野夏恋」高校二年生
そしてお兄ちゃんの「矢野隆二」一つ上の高校三年生

私の両親は海外に長い間出てて当分帰ってこない。だから家では私とお兄ちゃんの二人だけ、お兄ちゃんが居たら寂しくなかった。学校一格好良くて自慢の兄だった

「ねえ、夏恋夏恋。隆二くんさっきすっごく夏恋の事睨んでたよ?」

私の親友の「七海」は唯一私の友達なのだ

「えー、また?ただクラスメイトと話してただけなのに」

「ほらほら、夏恋はいいよね。イケメンなお兄ちゃんがいてさ!」

そう、お兄ちゃんは私がクラスメイトの男子と話すたんび鋭い目で睨んでくる
世でいうシスコンなのかなって思ってた
でも悪い気はしてなかった。お兄ちゃんとして大好きだったから