僕は今、起こっている目の前の光景が信じられなかった。いや、信じたくなかった。
僕は昔から1度決めた事は曲げない性格だった。
「君は誰なんだ!こんな夜遅くに!分かった、マジシャンだろ!早く家に帰れ!」と言うと幽霊は
?の顔をしていた。
「紹介遅れました。私、この部屋に住んでいる希です。」
この部屋の住民は僕だ。いつから君の部屋になった。と思っていると彼女から言ってきた。
「よく君はこの訳あり物件を選んだね。」
彼女は嬉しそうに言う。
「私ね、三年前にこの部屋で殺されたの、、、それからこの部屋は訳ありになったの。だから私のおかげで部屋が安くなったんだから感謝してよね!」
ずいぶん明るく、うるさい幽霊だと僕は思った。