研究所に侵入した時、「奴」は俺に言った。
『神の存在を、科学の結晶たる僕が認めているのもナンセンスな話だね。
でも僕に知らない事柄は無い。
君達のデータは不完全とは言え、ある程度は揃っているんだ。
これから僕のやろうとしているコトを防ぐために、偵察に来たんだろう?
言っておくけど、このパソコンを壊しても無駄だからね。
僕を止めたければ、デジタルの世界まで入っておいで。
その代わり電脳世界では、僕が「神」だ。
それを承知した上でなら、いつでも来なよ』
最後に「奴」は一言。
『覚えておきなよ。
僕の名は電空神エスペラン…』


