物理的な破壊は不可能。
だからネットに侵入し、電子的に屈服させるしか無いのだそうだ。
「もう一つ問題があるぞ。
どういう経緯か知らないが、奴が俺達の存在を知っていたということだ。
ネットワークに侵入するにしても、電脳空間は奴のホームグラウンド。
ビジターである俺達に対処する方法も、すぐに考え出すんじゃないのか?」
「…そうですね。
それに対抗するには、俺達もネットワーク内外から攻めるしか無いでしょう。
ネットに侵入するチームと外からサポートするチームに分かれ、マスタープログラムを書き換えるのです」
確かに全員で電脳空間に侵入して八方塞がりになるより、危機に応じてネットワーク外からサポートしてくれる仲間が居た方が効率的だ。


