「その通りです。 今回の事件、災いの元凶は人間が利便性を追究した結果の産物でした。 本来ならば人間達に決着をつけさせるべきだったかも知れませんね」 俺達が一歩間違えれば、世界は死滅するかもしれなかった。 だが既に、事は人間自身の手に負えない領域まで来ていたのも事実。 それでも人は、戦いがあったことすら知らずに生活を続けてゆくだろう。 こんなことばかりを繰り返していれば、世界はいずれ… 滅ぶ。