そんな会話から始まり、僕たちは勉強に取りかかった。 彼女は前回の模試が悪かったらしく、 やけに張り切っていた。 横から見る彼女の顔は真剣そのものだった。 そんな彼女を誇らしく思った。 彼女の夢を応援したい。 その想いはずっと変わっていなかった。 結局、僕は彼女の横顔に見とれていたためか、 ほとんど課題を進めることができなかった。