全てはあの時始まった─── 短編集

「なんだよ。みゆのくせに、なに他の男に話し掛けてんの?」


湊太の顔が近づく。


顔が熱くなるのがわかった。


何?


「ばぁか。本気にすんなよ、こんなの」


湊太が去っていく。


もう、最低……