全てはあの時始まった─── 短編集

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・応援団の生徒は、毎日、朝と放課後に多目的室に集合。

・自覚を持ち、本番まで一生懸命頑張ること。

・全員で協力し、最高の体育祭にすること。


以上。


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「角脇さん、珍しく真面目だね。」

あ、岡本くん。

てかさ、

「『珍しく』って酷くない?」

「いや、角脇さんっていっつも寝てるからさ。」


岡本くんは笑う。

その笑顔は、私のものにはならない、きっと。