憂鬱な気分でその道を通る私。

早くここを通って早く帰ろ…

走ってしまえば怖くないかもしれない。

そう思って走ろうとしたら突然

後ろから口を塞がられた。

ゴツゴツした手で口を塞がられ

抵抗しようにもからだは

言うことを聞かない。

動かない。