初めてはキミに。





「髪染めなかったんだー?」

「うん!莉奈は結構明るくしたね〜、似合ってる!」

「そう?親にはちょっと明るすぎって怒られたんだよね〜」





莉奈は背が高くて派手めの美人系、
だから明るい髪がよく似合ってる。





「うちらの中学から英都行く人少なかったよね?」

「そうだね〜、大下さんとか、野村くんとか、あと修哉くらいしか知らないかな?」

「あ、修哉って一緒なんだ。あいつ髪色やばそう…」





莉奈のこの予想は見事的中したんだ。





クラス表を見ると、なんとわたしと莉奈は同じクラスで大喜びした。





しかも苗字が金子と栗原だったから席も前後だった。





人見知りするから莉奈いて安心した〜。