私はそういい帰ろうとすると、 ダンっ―― 『えっ・・・?』 屋上のフェンスと及川くんとの間にいる私。 『なん・・・れ・・・の?』 『え?』 私は聞き取れなくて聞き直す 『なんで忘れるなんていうの?俺、まだ返事してないよ?俺も好きだよ。』 『え、?だって、話しても無視とかしてたじゃん』 『あれは、恥ずかしくて、おれこういうの慣れてなくて・・・』 キュンっ――. 『そっか、私も及川くんのことすき!』 『うん。俺も。もう誰にも渡す気ないから。』