「…バカ舞桜。行くわけねえだろ!」

そう言って、琉生は笑って私の頭を撫でた。

「本当に?」

「当たり前だろ。…でも、これだけは聞いて」

そして帰り際、琉生は私にこう言った。

「舞桜、俺は舞桜と晴太が世界で一番大好きで大切な人だから…それだけは、忘れないで。また一緒に遊ぼうな!」

そう言って、琉生は帰って行った。