青空キス。


暗くなってくると、

いつものことだけど琉生が家の近くまで私を送ってくれた。

「もうここでいいよ!」

本当は、もっと一緒にいたいけど

わがまま言えないよね。

そんな私の気持ちを見透かしたように、

「今日は家まで送ってやるよ」

そう言って私の頭を撫でた琉生。

「えっ…でも」

「いーから。おれの最初で最後のお願いくらい、聞いて?」

「最初で…最後…?」

琉生が言った、最初で最後のお願いって言葉が

やけに意味深で、不安になった。

「琉生…いなくなったりしないよね?」

思わず、そう聞いていた。