――フワッ 「…え」 突然、琉生に、抱きしめられた。 私は背が低くて、琉生は高いから 顔1個分くらい身長差がある私たち。 「ちょ…琉生?」 「お前、バカだからおれに辛い思いさせたとか思ってるんだろ?」 「う…」 「なにも気づいてあげられなかったとか」 「うう…」 図星すぎて、何も言えない。 「でも、昨日の言葉は俺の最後の別れのメッセージだったから、あのままさよならするつもりだったし、うまくいってたらおれ超カッコよかったんだけどなあ~」 「…なにそれ。私はそんなの絶対イヤだ。」