日誌を受け取る時間のぎりぎりに着いた
「行ってこい!」
孝輝は私をすぐに下ろして
駐輪場に向かった
「ありがとう、こうきー!」
職員室に走った
「先生!間に合いました!!」
私の担任の少しイケメンの福田先生は
恥ずかしそうに向かってくる
「声でかい!!それと日誌は
中澤に渡したから」
先生は元いた席に戻った
あ、中澤くんもう来てるのか…
隣の席の
中澤 和也(なかざわ かずや)くん
はあんまり話したことないけど
クールで頭がいい と思う…
「おはよう…」
教室には中澤くんがもう
席に座っていた
「城ノ宮さん」
「中澤くんもういたんだね
ごめんね、遅くなっちゃった…」
「いいですよ
僕は最後に城ノ宮さんと
日直が出来て嬉しい」
悲しそうに笑って言う
「最後?」
「僕は違う学校に転校します
本当はもっと城ノ宮さんと話がしたかった」
あんまり話さないし
そういう事言わなそうな人だから私は驚いた
「僕は必ずこの街に戻ってきます
その時に君に会いたい」
そう言って私に黄色の封筒をくれた
「僕は今日の午後に出ます
なので日直の午後の仕事はお願いします」
「あ、はい…」
中澤くんってあんな人だったんだ…
そのあと中澤くんは先生に呼ばれて
教室を出た
「あ」
私は中澤くんからもらった
封筒を開けた
そこにはクローバー
のしおりが入っていた
中澤くんと図書室で会った時の事を思い出した
……「クローバー好きなの?」
……「うん、なんか見てるだけ
でも幸せになれそうだよね」
私が植物の本を見てた時に話しかけてくれた
覚えててくれたんだ…
「行ってこい!」
孝輝は私をすぐに下ろして
駐輪場に向かった
「ありがとう、こうきー!」
職員室に走った
「先生!間に合いました!!」
私の担任の少しイケメンの福田先生は
恥ずかしそうに向かってくる
「声でかい!!それと日誌は
中澤に渡したから」
先生は元いた席に戻った
あ、中澤くんもう来てるのか…
隣の席の
中澤 和也(なかざわ かずや)くん
はあんまり話したことないけど
クールで頭がいい と思う…
「おはよう…」
教室には中澤くんがもう
席に座っていた
「城ノ宮さん」
「中澤くんもういたんだね
ごめんね、遅くなっちゃった…」
「いいですよ
僕は最後に城ノ宮さんと
日直が出来て嬉しい」
悲しそうに笑って言う
「最後?」
「僕は違う学校に転校します
本当はもっと城ノ宮さんと話がしたかった」
あんまり話さないし
そういう事言わなそうな人だから私は驚いた
「僕は必ずこの街に戻ってきます
その時に君に会いたい」
そう言って私に黄色の封筒をくれた
「僕は今日の午後に出ます
なので日直の午後の仕事はお願いします」
「あ、はい…」
中澤くんってあんな人だったんだ…
そのあと中澤くんは先生に呼ばれて
教室を出た
「あ」
私は中澤くんからもらった
封筒を開けた
そこにはクローバー
のしおりが入っていた
中澤くんと図書室で会った時の事を思い出した
……「クローバー好きなの?」
……「うん、なんか見てるだけ
でも幸せになれそうだよね」
私が植物の本を見てた時に話しかけてくれた
覚えててくれたんだ…
