「わ、悪い、小川!! 今日はもう帰るって伝えといてくれ!」 小川にそう叫んで鈴菜のところへ向かう。 なんでここにいるか、なんてもうどうでもいい 鈴菜が、助からないかもしれない。 そう考えると、僕の心臓が先に止まりそうだった。