「はー

疲れたー」


買い物が終わった帰り道


「こんなに歩いたのいつぶりだろー」


「んー
俺もこんな歩いたの久しぶりかも」


「柊也は家と病院と学校しかいかないもんねー」


「お前は病室とトイレだろ」


「まーね
まぁまぁそこは気にせずいきましょう」


よくわからないことを言いながら


病院へ行く道を2人きりで歩く。


この時間のこの道は人が少ないみたい。


「柊也
今日は買い物付き合ってくれてありがと」


「あー
いいよ気にしなくて」


「うん
わかった」


日が沈んでいつもより暗くなった道を2人で歩く。


1人だったらすごく怖いのに


柊也と一緒だと安心できるんだ。





早く


早く帰って描きたいな


早くしないと


渡せなくなっちゃう