「どうしよ…」


私は春宮 梨乃。



絶賛眉毛をハの字に困らせ中!



て、こんなに明るく言っても危機は逃れられないわけなんだけど…




私は今通っている高校の制服と靴だけを履いて途方に暮れている。


こんな軽装で夜7時のもう完全に暗い、ある公園のベンチに座っている。



持っているものは、学校指定の制カバンのみ。



なんでこんな状況になったかというと…