気持ち良さそうに眠っている流我
そっと髪に触れる


いつの間に こんなに好きになってたんだろう


1年前は 同期以上の感情はなかったのに 寧ろ 苦手だった


流我は いつから私の事を好きになってくれたんだろう


絶対 教えてくれないだろうな〜


私の中で こんなに愛おしい存在になるなんて 夢にも思わなかった


人の気持ちは いつどうなるか わからない だから楽しいのかもしれない


流我の事を思うと胸が締め付けられる
不安になったり 安心したり

今思うと それも流我を思うからこそ 出来る感情で 好きにならなかったら 知らなかった感情


流我を好きになって良かった


そっと唇を近づける
そのまま 胸元に顔を寄せる
心臓の音を聞きながら目を閉じた