戦国ゴーストと妖退治



「・・・かはっ・・・・はぁ・・・」




咳き込み吐き出したのは血。
身体が拒否反応を起こしてるんだ。




「み、水原!」




水原先生は苦しみながらも立ち上がる。
すると、勢いよく走りだし、妖の身体に後ろから抱きついた。




「、貴様、なんのつもりだ!」

「ぐ・・・、動きを封じるくらい・・・できるはずです・・・。妖気を注入しましたから・・・」

「たかが人間の身体に妖気を入れたくらいで、本物の妖であるこの俺に勝てるわけがなかろう!」





身動きを封じられた妖は、バカにしたように笑うと身体を動かし水原先生の腕から逃れようとする。
しかし、水原先生は固く妖を掴み、放そうとしない。


でも、妖と触れている水原先生の身体は、妖気で侵食されていっている。
このままじゃ・・・!



「それでもいい。ここには、あの方がおられる!・・・あのお方が・・・!」

「・・・光秀、そのまま抑えておれよ!」

「信長さま!この私もろともこの妖を葬り去ってください!」

「水原!!!」




信長さまが刀を振り下ろした瞬間、はせちゃんが走り出していた。
振り下ろされたギリギリのところで、はせちゃんは水原先生の身体に突進し、妖から引き離し勢いのまま地面に転がった。