何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

……。

流石だな。

入隊試験同様隙がない。

どうでよう……。

僕が考えていると赤夜が動いた。

「クッ!」

おっっっも!!

入隊試験よりも速いし強い!

「ヤッ!」

僕は木刀を振った。

だけど見事に避けられた。

今度が赤夜が僕の頭をめがけて木刀を振った。

「うわ!!」

ふぅ~。

ギリギリ避けられた。

てゆうか……。

「赤夜! 何で今頭狙ったの!? 怖いんだけど!?」

僕が叫ぶと赤夜が舌打ちをしたのが聞こえた。

もしかして、わざと……?