何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

勝負ありだね……。

「そこまで。勝者鈴宮赤夜」

僕がそう言うと赤夜は満面の笑みで一君に言った。

「一君。楽しかったよ。また、手合わせしてくれるか?」

「あぁ。俺からも頼む」

二人は握手をした。

ちょっと~。

僕を忘れないで欲しいな~。

「さてと次はソウ。やるか?」

ホント!?

僕は気分がものすごくが良くなった。

「一君。審判お願い」

赤夜がそう言うと一君が頷いた。

よし!

殺るぞ(笑)!

「両者構え」

この合図で僕らは木刀を構えた。

「……始め!」