何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

「土方殿は何をしてるんだ?」

俺はそう言って机の紙を見た。

仕事か……。

「殿はやめろって。今厄介事ばかりでな」

「仕事が残ってるのにいいのか? 歓迎会なんて」

俺がそう言うと土方さんはなにやら驚いていた。

「何だ? その顔は?」

「いや。心配してんのか?」

心配だと?

そんなわけないだろ。

人間を心配するなんて考えただけでも寒気がする。

「てゆうかお前何故烝を敵視してんだ?」

「理由は簡単だ。あいつが赤夜に手を出したからだ」

思い出しただけでも怒りが溢れてくる。

今度会ったら半殺しにしよう(黒笑)

「鈴宮……口に出てるぞ……」

「気のせいだ」

さて、土方さんの邪魔をしそうだな俺は。

「何処に行く?」

「心配するな。ただの散歩だ」

俺はそう言って部屋を出た。

俺は朝餉の前に赤夜が言っていた事を思い出した。

あいつらを信じるか……。

信じられるといいと俺は思った。

~side end~