何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

「や、山崎先輩も以前よりもますますカッコイイです……」ボソ

「虎舞はん? 何て言うはりました?」

虎舞は「いいえ!! 何も無いです!!」と首を勢いよく横に振った。

かわいそうな虎舞。

アホでバカな鈍感烝は虎舞の気持ち分かってもらえないなぁ。

「潤弥はん? 何か酷い事言いはった?」

「何の事だ?」

危ない危ない。

口に出るところだった。

「何やってんだよ。じゃ、今日島原で歓迎会な」

俺は頷いたが羅无は納得してないようだった。

まぁ、気にしないでおこう。

「烝。他の奴らにも伝えておいてくれ」

「分かりやした。ほな、俺はここで」

そう言って烝は消えた。

このまま抹消してしまえばいいのに……。

「鈴宮……。漏れてるぞ……」

口に出てたっぽいな。