「みーつけた」

男はニヤリと笑い攻撃を仕掛けた。

「母上!!」

潤弥は華の前に立ち刀を構えていた。

「無駄だよ」

男はそう言って何かを飛ばした。

「潤弥!!」

華は潤弥をかばいその物体に当たった。

「ウッ!」

「「母上!!!」」

二人は同時に叫んでいた。

「早く……逃げ……な……さい……」

「華!! 貴様! 許さん!!!」

別の場所で戦っていた父親の雫鳴(レイメイ)が戻ってきて男に向かって、攻撃をした。

「貴方には用はありません。さようなら」

何かぶつぶつと言うと雫鳴はその場に崩れ落ちた。

「父上!!! お前!! 許さない!!」

我慢出来なくなった赤夜は刀を構え男に攻撃を仕掛けた。

「赤夜!!!! ダメだ!!!」

潤弥の声は赤夜には届かず彼女はそのまま突っ込んだ。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」