何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

~赤夜side~

暖かい……。

この暖かさ、知ってる……。

これはソウの暖かさと一緒だ……。

「……や……」

誰?

私を呼ぶのは……。

「早く……目を覚まして……赤夜……」

目を覚ますと見慣れない天井だった。

「赤夜!! 良かった……。目を覚ました……」

沖田?

しかも何で私が赤夜だって知ってるの?

「沖田……。ここは……?」

「新選組の屯所だよ。君は2日も眠ってたんだよ?」

2日も……?

「待ってて。今潤弥さんを呼んでくるから」

沖田はそう言って部屋から出ていった。

それにしても、さっきの暖かさは沖田のものだったのか?

「目ぇ覚ましたんだな」

「誰だ!?」

私は刀を構えようとしたが……

「刀が!?」

そう、刀がなかったのだ。

「そう慌てんなよ。」

男は笑っていた。

イライラすんなぁ。

「試衛館の時と変わんねぇな。赤夜」

「!? どうして、俺の名を知っている!? まさか長州の奴か!?」