何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

~赤夜side~

兄さんの言葉で私は我に返った。

総司……?

今、そう言った?

何で兄さんが沖田を知ってるの?

「スキあり!!」

しまった!!!

ダメだ!!

間に合わない!

次の瞬間キィィィィィィンという音が聞こえた。

「沖田!?」

沖田が刀を受け止めてくれたんだ。

「何で、貴方が僕の名前を知っているのですか!?」

沖田は兄さんにそう言った。

「文を、送った、だろ……?」

兄さんが沖田に文を?

「もしかして、貴方は!?」

「戦い中におしゃべりとは舐められたもんだな!!」

敵は足で沖田の胸を蹴った。

「ガハッ!!」

「沖田!!」

沖田は壁際まで転がり、立とうとした。

「ゴホッ! ガハッ!!」

沖田は吐血したのだ。

「総司!!! よくも総司を!!」