何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

拝啓 沖田総司殿。

久しぶりだな。

この文がお前に届いているといいんだが……。

四年ぶりか?

お前を探すのに時間がかかってしまった。

心配をかけたな。

俺も赤夜も生きている。

赤夜には言っていないが、俺達はお前を探している。

再開出来たらお前の知りたい事を話そう。

あの事件の事も……。

用が無いなら六月五日の夜、三条小橋という所で赤夜と待っている。

敬具 鈴宮潤弥。