何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

僕は赤夜に何度か斬られた。

でも挫けてはダメだ。

赤夜を取り戻すんだ!

「沖田。もうお前以外立ってないぞ?」

笑いながら言う西松院に疑問を持ち振り返ると僕以外の人達は倒れていた。

そのすきを狙ったのか赤夜は僕の腹に目がけて蹴り飛ばした。

「ガハッ」

咳き込むと同時に血が出た。

苦しい……。

でも諦めちゃ……ダメだ……。

「……青勇もういいだろ。なんでここまでする」

鬼がそう言った。

「藍(ラン)。私に逆らうのか……」

「お前はそんなやつじゃないはずだ!! ここまでやる必要なんてないだろ!?」

仲間……割れ?

「お前には期待してたが……ここまでのようだな」

西松院は言い終わり何かブツブツと言い始めた。

「グァァァ!!」

先程の鬼……藍の体に数本の槍が刺さった。

「藍殿!!!!」

潤弥さんが叫んだ。

知り合いだったのか?

鬼はそのまま息絶えた。

「仲間じゃなかったのか……? なんで!?」

僕は何故かそう叫んだ。

叫ばずにいられなかった。

「要らないものは捨てる。ただそれだけだ……」

殺す。

絶対に殺す!!

僕は立ち上がり攻めた。

だけどそれを赤夜が防ぐ。

そしてもう一度僕を蹴り飛ばした。

僕は仰向けになったて立ち上がろうとしたけど体に上手く力が入らない。

「赤夜。沖田を殺せ」

赤夜は僕に跨り刀を上げた。

ここで終わりか……。

そして僕は目を閉じた。

~side end~