何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

~山崎side~

潤が坂本を屯所に連れいくと言った時は驚いた。

正直俺は反対だ。

新選組の情報が漏れてしまうかもしれないからな。

しかし今はそんなことを言ってる場合ではない事は事実……。

「待たせたな」

坂本が戻ってくると二人の男を連れてきた……。

「桂に高杉……?」

「潤弥じゃねぇか!!」

「お久しぶりです。潤弥くん」

その二人とは桂小五郎と高杉晋作だった。

俺はとっさに本当に連れて行っていいのかと思い始めた。

「烝。歳三には俺から言う。お前は何も心配するな」

俺の心を読んだのか潤がそう言ってきた。

「確かに俺らは敵同士だ。だけど今はそんなこと関係ねぇだろ? 新選組も俺らも嬢ちゃんを探してんだ。今だけは協力してくれ」

「頼む」と頭を下げた坂本。

なんか俺が馬鹿らしく思えてきた。

「いや。こっちこそすまない……」

「烝。一度屯所に戻ろう」

潤がそう言うと俺は頷き坂本達を連れて屯所へ戻った。

~side end~