何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

~山崎side~

わいは今潤達と手分けして赤を探しとる。

探しとるんだが……。

何で見つかんないんや!!

もうイライラしてしゃぁない……。

「何処におるんやまったく……ん?」

あそこにいるんわ……。

虎舞はんと……羅无はん……?

誰か抱えてるんか?

何で赤だけいないんや?

「虎舞はん! 羅无はん!」

「や、山崎先輩!?」

「どうしてここに!?」

二人は驚いておった。

そんな事より……。

「赤はどうしたんや? 見かけへんが……。そんでそいつら誰なんや?」

わいがそう言うと二人は黙っていた。

「言ってくれへんか……? 頼む……」

今はほんまに赤の所に行かん気ぃする。

「赤夜様は……」

「あのお方は今、西松院の足を止めてくださっている」

虎舞はんに被せて羅无はんが言った。

「羅无!?」

「仕方が無いだろ!! 俺達では赤夜様を……赤夜を助けることなどできない!! それに言わなくっても山崎さんならすぐ情報が入る」