何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

二人には人質を助けてもらわなきゃいけない……。

私は苦しみに耐えながら刀を振るう。

「そんなんで当たらないよ」

気づいていないな……。

そして隙が出来た。

それを虎舞と羅无は見逃さず人質を助けた。

「ほう……。最初から人質が目的だったか……」

「ガハッ!!」

さっきよりも力強めたなこいつ。

「赤夜様!!」

羅无が言い武器を構えたが私は二人に命じた。

「そ……たり……を……連……て……遠……まで……逃げ……ろ……」

途切れ途切れだが二人に伝わったらしい。

顔を歪めていたがすぐに人質の二人を連れてどこかへ行った。

そう……。

それでいいんだよ……。

「これで邪魔者はいなくなったことだし……貴方を連れて帰るとするか」

苦しんで動けない私にあいつは近づいてきた。

もうこれで終わりだな……。

俺はそう思っていた……。

だが……。