何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

「コノヤロー!!」

ほらね。

僕達は間に入ろうとしたがそんな間はなかった。

「遅すぎだよ!!」

男は浪士の刀をすんなりと見抜き自分の刀を浪士の体に打ち込んだ。

僕はその姿に見惚れてしまった。

男と女は何か話していて、話が終わったのか二人は別々のところに行った。

「あ、あの。沖田組長。あの者達を追わなくても?」

「そうですね。とりあえずあの浪士を捕縛しましょうか」

僕がそう言うと隊士達は浪士を捕縛しに行った。

屯所に戻り隊士達を解散させ、僕は豊玉さんのところに向かった。

「土方さん。沖田です」

「入れ」

豊玉さんは新撰組の副長である土方さんのことなのだ。

「おい、総司今豊玉って言ったろ」

「何のことですか?」

僕の発言に土方さんがイラついたのが分かった。

分かりやすいなこの人。

「で? 何のようだ?」

「巡察の報告ですよ」