何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

僕が考えているとお夏さんがこう言った。

「沖田さんは悪く……ありません……。わた、私が……赤夜さんに出会わなければこんな事には……」

「お夏。何があったか話せ」

土方さんがそう言うとお夏さんはさっきのことを話した。

「やはりお前はあいつの仲間だったか……」

潤弥さんはお夏さんを睨んだまま言った。

「私……本当はこんな事……したくありませんでした……。だけど……そうしないと兄様と弟が……」

「申し訳ございませんでした……」と泣きながらお夏さんは言った。

「お前の言い分は分かった。……だが総司。なぜお前は赤夜を信じなかった?」

「……」

何で今それを言うのかなぁ……。

お夏さんの話を聞いて僕は後悔してるんですよ?

「……た……」

潤弥さん……?

「失望したと言ったんだ。赤夜は誰を一番信頼してたと思う?」

それは潤弥さ……。

「きっとお前は俺の名を浮かべているだろうな……だが残念だ。俺ではない」

えっ?

潤弥さんじゃないの……?

じゃぁ一体誰なんだ……。

「総司……。本当に誰か分かんねぇのか?」

土方さんは分かるの……?