何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

ごめん……。

こんな事私は言いたくない……。

だけど心のどこかでソウならこれは嘘だとわかってくれる……。

そう信じてた。

だけど……。

「見損なった……。赤夜がそういう人だって思わなかった……。この……裏切り者!」

この言葉で私の中の何かが変わった。

「……あはははははははははははっ!!!!!!」

この笑い声でソウとお夏さんは驚いていた。

「やっぱり……。やっぱり人間を信じちゃいけないのか……」

「赤夜……?」

ソウは私に触れようとした。

だけど私はそれを払い除けた。

「触るな!! お前なら俺の気持ちを分かっていると思った……。 だけどお前もやっぱり同じなんだな……」

私は力を使った。

二人を動けなくした。

「……っ!? 動けない!?」

二人が動けないのを確認し私はお夏さんに近づいた。

「やめろ! 赤夜!」

何をだよ……。

もう後には戻れない。

「い……や……」

お夏さんは泣いていた。

私はお夏さんの耳に口を近づけて囁いた。

するとお夏さんも目からさっきよりも多く涙を流した。

そして私はその部屋を出た。