何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

~赤夜side~

「あ、赤夜!? 何してるの!?」

っとソウに言われた。

「見て分からない? こいつを殺そうとしてんだよ」

私がそう言うとソウは私とお夏さんを引き剥がした。

「ゴホッ! ゴホッ!……ハァ……ハァ」

お夏さんは涙を流しながら私を見ていた。

「赤夜……。何でお夏さんを……」

「目障りだからだよ……」

本当の事は言わない。

そうしないとダメだから……。

「初めから嫌だったんだよ。本当は友達だって思ってない。そう簡単に俺が人間に心を開くとでも思った?」

これは嘘だ……。

貴方たちを巻き込まないために吐いた言葉だ……。

これは私がやらなきゃ……。

「俺は利用できるものは利用する。そのためだったらなんだってする。例えそれがお前らを裏切ることになっても!」

そう言った直後だった。

パァァンッ!

私はソウに頬を叩かれた。

「そ……う……?」

何が起こったのか自分でも理解ができていない。

「何で……そんな事言うの? 赤夜は僕の事今まで利用するためには関わっていたの!?」

「そうだよ……」