何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

~赤夜side~

お夏さんから聞いたのは予想してた通りだった。

「家族を……兄と弟を人質に取られ私は従いました……。赤夜さん……。私はどうすればいいのでしょうか……。家族を助けたい……。だけど、貴方をあの人に渡したくない……」

お夏さんは涙を流しながら言った。

友達の癖に何故気づけなかったんだろう……。

彼女はこんなに苦しんでいるのに……。

「お夏さん……。俺でよかったら手伝うよ」

お夏さんを悲しませてしますかもしれない。

「どういう事ですか……?」

だけど、私はバカだからこの方法しか思いつかない……。

「それはね……」

ごめん……。

友達失格だね……。

だけど、君の家族は助けるから……。

だから……。

今だけごめん。