「そっか、佑は19だから結構厳しいってことね」


「その通りです」


「その学校に潜入しながら私たちは麒麟を監視し、ジェームズを確保していくってことだね!」



みんな私の結果に素直に賛同してくれた。


「注意事項は一つだけ。”マークだけは見られないようにしてください”」


「分かってる」


「分かってるさ、当たり前だろ!」


「……了解……」




必ずみんなマークのことだけは守りきるだろう。



何が何でも。



例え命を落とすことになっても。