「......
親父に話しても無駄だな。
帰る。
行こう拓夢
資料は、持って帰らない
自分ですべて決める」
「お、おい!龍也」
コートを羽織って去ってった俺を追いかける拓夢。
「じゃ、親父、母さん帰るよ
ごめんな」
早口で拓夢がいうと
戸惑った母さんと
涼しい顔をした親父が見えた
バタンッ!!!!!
荒く閉じられたドア。
「待てって龍也」
靴をちゃんと履いていないのにひょこひょこ歩いてくる
「靴履けば」
「あー、履く履く」
「...」
「さて乗るか」
「あのさ」
「うん」
赤信号でくるまが止まる
「父さんの言ってることも龍也の言ってることもあながち間違えではないと思うんだ。俺」
「...父さんの言う医者という仕事を持つひとの子供が不良だったらそりゃおかしい話だと俺も思う。」
「...でも逆に自分のことは自分で決めたいっていう龍也の言い分もわかる。」
「暴走族をあと1年続けるつもりでいるなら大学はいい所に行ったほうがいいと思う」
動き始めた車を合図に車内はラジオの音だけが聞こえる
「.........視野に入れとく。」
大学ですら美緒とは離れたくない
「はは、うん
でも、きっと美緒ちゃんはわかってくれるよ
おれらの家庭環境ですら理解してくれたんだから。」
「うん」
美緒は俺の家族のことも理解した上で付き合ってくれてる。
父親が厳しいことも病院の院長の息子だってことも全てわかってくれてる。
「でも、この事も美緒ちゃんに話した方がいいかもな」
「なんで?」
「親父が無理に大学へ入学させるかも。
それか...」
親父に話しても無駄だな。
帰る。
行こう拓夢
資料は、持って帰らない
自分ですべて決める」
「お、おい!龍也」
コートを羽織って去ってった俺を追いかける拓夢。
「じゃ、親父、母さん帰るよ
ごめんな」
早口で拓夢がいうと
戸惑った母さんと
涼しい顔をした親父が見えた
バタンッ!!!!!
荒く閉じられたドア。
「待てって龍也」
靴をちゃんと履いていないのにひょこひょこ歩いてくる
「靴履けば」
「あー、履く履く」
「...」
「さて乗るか」
「あのさ」
「うん」
赤信号でくるまが止まる
「父さんの言ってることも龍也の言ってることもあながち間違えではないと思うんだ。俺」
「...父さんの言う医者という仕事を持つひとの子供が不良だったらそりゃおかしい話だと俺も思う。」
「...でも逆に自分のことは自分で決めたいっていう龍也の言い分もわかる。」
「暴走族をあと1年続けるつもりでいるなら大学はいい所に行ったほうがいいと思う」
動き始めた車を合図に車内はラジオの音だけが聞こえる
「.........視野に入れとく。」
大学ですら美緒とは離れたくない
「はは、うん
でも、きっと美緒ちゃんはわかってくれるよ
おれらの家庭環境ですら理解してくれたんだから。」
「うん」
美緒は俺の家族のことも理解した上で付き合ってくれてる。
父親が厳しいことも病院の院長の息子だってことも全てわかってくれてる。
「でも、この事も美緒ちゃんに話した方がいいかもな」
「なんで?」
「親父が無理に大学へ入学させるかも。
それか...」

