思いに乗せて~大好きな人~

「っていうわけ!」

「っていうわけ!じゃねぇ、ぼけ
今すぐ消せ。消去だ消去」

「え?!ひどっ、実の兄だよ?兄弟の彼女なんて取らないからさ!
......ほら、奏。これが美緒ちゃん」

「え!うわっ...超美人」

「な、チッ、おま...」

「ん?なぁに?」

腹立つこいつ...俺がこの写真見たいのわかってて

「くそっ、みせろよ」

無理やりスマホを奪った

「っ.../////」

かわいい
満面の笑みでピースしてる美緒。
セミロングの髪が頬にかかってる感じも可愛い...
よこでにやけて写ってる拓夢はどうでもいい

「...この写真、美緒の部分だけ俺のスマホに送れ」

「え?
俺の部分は?」

「は?誰がいるか」

「えー、じゃ、加工すれってこと?」

レトルトカレーを頬張りながら拗ねたような顔をしてる。
けど実際は俺をおちょくってるだけ。

「当たりめぇだろ」

一つため息をつき、水を一気飲みする

「奏。水」

「はーい!
ねぇねぇ龍也!どうやってあんなカワイイ子getしたの?」

コトンと水をくんだコップを置いた奏

「さんきゅ
getって...まぁ、getも何も通じあってたんだよ。
まぁ小学生にはまた早い
ほら、さっさと食えよ」

「ケチー...パクッ」

それ以上突き止めてこない奏にひと安心した