思いに乗せて~大好きな人~

「...まぁそうだな
じゃ、お先に」

「はーい」

パタン...

扉が閉まる音が消えると静まり返るリビング

「さーてと」

冷蔵庫に入ってるモノ的に肉じゃがかな

淡々と調理を進めてく。

家事は基本私が担当してる。

お母さん達から毎月、使いきれない程のお金が送られてくるのに「使うのは申し訳ないだろ」ってお兄ちゃんはバイトをしてて大変だし
高校最後の部活も楽しんでもらいたいからね

15分後くらいに上がってきた

「早いね」

男の人ってのはこうも早いものなのだろうか

「まぁな」

タオルで頭をわしゃわしゃと拭いて出てきたお兄ちゃん

「うまそーな匂い」
と、笑ってる

「もう少し時間かかるけど待っててね
てかドライヤーしてこれば?」