◌。˚✩両side◌。˚✩宙斗×由里
「ねぇねぇ!君たちだよね?噂の美少女」
そういったのは仔犬の様な可愛さの男子……いくら可愛くても男子は嫌いなんだけどね
「まったく、迷惑な噂よ。その噂が私達の事かは分からないけど何か用?」
うわぁ!撫子かっこいい!
「いやぁ!絶対そうだよ!君たち可愛いもん!ねぇ?宙斗?」
「…………」
宙斗と呼ばれたその人は私の顔をみて絶句していた。
そんなに私ブスですか!どうせカエルとかもって追いかけてくるんでしょ!
とか思っていると話しかけられた
「お前、名前なんてゆーの?」
「え……私ですか?」
「お前しかいねーだろ」
「……西ノ宮 由里です……」
「あんまり由里に話しかけないでくれる?」
ここで救世主撫子が登場!ありがとう!!
……と思いきや
「俺、君の事好きかも……」
な、撫子が仔犬系男子にいきなり告白されてます!?
さすがの撫子も焦ってるみたい
「なぁ、お前俺のこと覚えてねーの?」
俺は確信した。こいつはゆーちゃんだ。色素薄めの髪の毛に目のクリクリ感、睫毛の長さ。
そして印象的な泣きボクロ。ゆーちゃんだ。
「す、すいません……覚えてません(>_<;)あの…あなたは一体誰なんですか?」
目の前の黒髪に青色のメッシュの入った美形の男子はどうやら私の知り合いらしいです……
絶対何かの間違えだよーーー!
「はぁ……思い出すまで教えてやんね」
そんな意地悪言われてもおもいだせませんよ?!男子嫌いです。ほんとに訳分からない
そーこーしてると
「お断りします!」
あ、な、撫子が半ギレだ……と、と、とめなきゃ!!