「あー言ったら、美沙のことだから本気にするんだろうなーって思っただけ。マジで本気にしてんなって」 「そ、そっか…。も、もお!からかうのやめてよね!!!」 奏多の本当の気持ちはわからない。 奏多の話がどこまで嘘かもわからない。 でも、わたしは今の関係が崩れてしまうのがどうしても嫌で。 真実から逃げた。 奏多とわたしは兄弟なんだよ。 たとえなにがあっても。