「……だから「いやっ!なにも聞きたくない!!」 わたしは奏多の言葉を遮り、自分の部屋に飛び込んだ。 部屋には奏多との写真が飾ってある。 奏多は……いつから知っていたのだろう。 この写真の時には知っていたのだろうか。 事実を知った時どんな気持ちだったのかな。 わたしと奏多は他人なのか。 そんな薄っぺらい関係だったの?