ヒミツな婚約者!?




『慶太、とりあえず説明しろ。』



一段落したところで俺は口を開いた。

慶太は照れ笑いをしている。



「リンは俺の幼なじみで、うちの旅館の仲居頭の娘なんや。」



「見習いで仲居をしてるんやよ。よろしくね♪」




ふーん。それで?


あの光景を見といて、そんだけでは終われないが、なんか微妙な関係っぽいしとりあえずほっとく事にした。



「俺は慶太の友達の藤堂隼人。こっちは彼女のゆな。」



「彼女いうか婚約者やんっ」



慶太、その切り返しはいらないから(怒



「あらそうなんっ!?素敵やわぁー。
よろしくね、ゆなちゃん♪」



『はい!慶太さんにこんな素敵な彼女さんがいるなんてビックリです~』