『隼人くん、おいしい?』 いきなり目の前にゆなの顔がどアップで映りこんでくる。 の、覗きこみとか… 「うまいよっ。」 そう言ってゆなが作ってくれたカレーを口に運んでいく。 1年前はまさか ゆなとこんな風に一緒に晩飯食ったり、 ひとつ屋根の下で暮らす日が来るなんて思わなかったよなー。 そう思うと今の幸せについつい顔が緩む。