ひまりにしても、そこは引っかからないわけじゃない。
…武尊のことは、たぶん、好き…なんだと思うけど。
根が生真面目だからこそ、恋愛に対しても当然真摯だし、ひまりの感覚は美紀に近い。
間違っても遊びや割り切った関係など築けるはずもない。
美紀も必要以上にひまりに干渉しすぎたと思ったのか、語気を弱めた。
「まあ、良かったとは思うけどさ」
「…うん」
「好きなら当たって砕けろって言葉もあるし、用心するだけじゃ人生つまらないものね」
「ははは」
美紀の言う格言は微妙に違う気もしたが、彼女なりの励ましだと受け取って、ひまりも乾いた笑いで話を締めくくる。
「そうそうこれも確か前にも言ったけど、くれぐれも、避…」
妊、と言い切る前に、何を言われるか予想がついて、慌ててひまりが美紀の口を押さえる。
「む、むらちゃんっ!」
「ごっ、もごもご、むぐ?」
「い、言わなくてもわかってるから、そのまんま言わないで」
ニヤニヤ笑いつつも、わかったわかったと、頷くのを見てソロリソロリと手を離せば、ぷぷぷっと笑われてしまう。
「ホント可愛いよね、武藤ッチって」
そんなことを言われてしまう。
「ドンドン、イメージ変わる感じ」
「え…そんなにあたしって、とっつきにくかったかな?」
…武尊のことは、たぶん、好き…なんだと思うけど。
根が生真面目だからこそ、恋愛に対しても当然真摯だし、ひまりの感覚は美紀に近い。
間違っても遊びや割り切った関係など築けるはずもない。
美紀も必要以上にひまりに干渉しすぎたと思ったのか、語気を弱めた。
「まあ、良かったとは思うけどさ」
「…うん」
「好きなら当たって砕けろって言葉もあるし、用心するだけじゃ人生つまらないものね」
「ははは」
美紀の言う格言は微妙に違う気もしたが、彼女なりの励ましだと受け取って、ひまりも乾いた笑いで話を締めくくる。
「そうそうこれも確か前にも言ったけど、くれぐれも、避…」
妊、と言い切る前に、何を言われるか予想がついて、慌ててひまりが美紀の口を押さえる。
「む、むらちゃんっ!」
「ごっ、もごもご、むぐ?」
「い、言わなくてもわかってるから、そのまんま言わないで」
ニヤニヤ笑いつつも、わかったわかったと、頷くのを見てソロリソロリと手を離せば、ぷぷぷっと笑われてしまう。
「ホント可愛いよね、武藤ッチって」
そんなことを言われてしまう。
「ドンドン、イメージ変わる感じ」
「え…そんなにあたしって、とっつきにくかったかな?」

