「まあ、なんということ」
「ええっ!?大変だったんじゃない」
「………」
祖母や姉の驚きももっともなことだった。
一応なんとはなく耳にしていた武尊も、あらためてひまりを気の毒に思う。
とはいえ、最初小耳に挟んだ時には、自分ばかりがツイていないわけではないと、溜飲を下げるネタにした程度でロクな感慨ではなかったが。
「じゃあ、これからしばらくお友達のお宅に間借りして?」
「ええ、さすがにずっとってわけにはいかないので、早いうちに目処を立てて、なんとかまた自活しなきゃって思ってるんですけど」
溜息をつく横顔が深刻そうだ。
それはそうだろう。
武尊のようにカードを止められるの、止められないの、そんな次元ではない。
生活に直結しているひまりにとって、死活問題だろう。
「でも、お友達の家じゃ、気兼ねして、勉強もままならないんじゃないの?」
「ええっ!?大変だったんじゃない」
「………」
祖母や姉の驚きももっともなことだった。
一応なんとはなく耳にしていた武尊も、あらためてひまりを気の毒に思う。
とはいえ、最初小耳に挟んだ時には、自分ばかりがツイていないわけではないと、溜飲を下げるネタにした程度でロクな感慨ではなかったが。
「じゃあ、これからしばらくお友達のお宅に間借りして?」
「ええ、さすがにずっとってわけにはいかないので、早いうちに目処を立てて、なんとかまた自活しなきゃって思ってるんですけど」
溜息をつく横顔が深刻そうだ。
それはそうだろう。
武尊のようにカードを止められるの、止められないの、そんな次元ではない。
生活に直結しているひまりにとって、死活問題だろう。
「でも、お友達の家じゃ、気兼ねして、勉強もままならないんじゃないの?」

